OCIの勉強メモ~ロードバランサ編~
OCIの勉強第3回目はロードバランサーです。
可用性や伸縮性に優れたサービスを、構成するために不可欠なサービスです。
OCIにおけるロードバランシングサービス
OCIでは、下記2種類のロードバランシングサービスが選択できる
- フレキシブル・ロードバランサ
- ネットワーク・ロードバランサ
いずれのロードバランサも、パブリック/プライベートに対応
AWSで言うところのALB=フレキシブル・ロードバランサ、NLB=ネットワーク・ロードバランサと考えればよさそう
分散ポリシー
ネットワーク・ロードバランサ * 5タプル・ハッシュ(ソースIP/ソースポート/宛先IP/宛先ポート/プロトコル)←デフォルト * 3タプル・ハッシュ(ソースIP/宛先IP/プロトコル) * 2タプル・ハッシュ(ソースIP/宛先IP)
フレキシブル・ロードバランサ * ラウンドロビン * IPハッシュ*1 * 最小接続数
ヘルスチェック
ヘルスチェックの対象 * バックエンドサーバー * バックエンドセット * ロードバランサ
ロードバランサのIPには、最大16個のリスナーを設定可能 Health APIは、4つの状態のヘルス状態を提供する ヘルスステータスは3分ごとに更新される
その他特徴
- TCP, HTTP/1.0, HTTP/1.1, HTTP/2, WebSocketなどのプロトコルに対応
- SSLターミネーション、End-to-End SSL、SSLトンネリング
- フローティングIPを利用した冗長化構成(パブリックロードバランサ)
まとめ
ロードバランサは、フレキシブル・ロードバランサとネットワーク・ロードバランサの違いや、各種ロードバランサの分散ポリシーをしっかり理解する必要がありますね。
今さらだけど、この物量なら第2回に組み込んでもよかったな・・・